SAP Crystal Server 製品概要
SAP Crystal Server製品概要
SAP Crystal Solutionsの構成モジュール
SAP Crystal Solutionsはクライアント・ツールのSAP Crystal Reportsとサーバ・プラットフォームのSAP Crystal Serverから構成されます。そしてSAP Crystal Serverには、いくつかのオプション機能がバンドルされて提供されます。SAP Crystal ServerのNamed Userライセンス(NUL)にはライセンス数に応じたSAP Crystal Reportsのライセンスがバンドルされます。
SAP Crystal Server の機能
- データのレポート作成
- ドキュメントのスケジュールと配信
- データの分析と閲覧
- 情報の表示と視覚化
- これらすべてのタスクの管理
- 独自のソリューションのカスタマイズ
SAP Crystal システム概要構成
SAP Crystal Serverは、Javaで動作するWebアプリケーションです。従って、ブラウザのみのシンクライアントから簡単に接続/利用が可能です。
なお、コンテンツの開発は、Crystal ReportsをC/S形式でDWHに接続してクライアントで行い、作成したコンテンツはCrystal Server に登録して管理・運用します。
SAP Crystal Server 2020 の主な変更点
- SAP BusinessObjects BI4.3のアーキテクチャをベースとしています。
- ライセンス体系は2016バージョンと同じくセッション (略称CSBL:Concurrent Session Based License)とユーザ(略称NUL:Named User License)の2タイプあります。上限も同じでセッションは50CSBL、ユーザは100NULです。セッションとユーザは併用できます。
- FioriベースのBI ラウンチパッドによりユーザインタフェースが一新され、ユーザ画面は直感的に使いやすくなりました。
- BI4.3の機能変更によりSAP DashboardDesign (Xcelsius) のコンテンツ表示機能とExplorer機能はサポートされません。