ライセンス情報
ライセンス情報
デザイナーライセンス
SAP Crystal Reports (レポートデザイナー)は指定ユーザ(または登録ユーザ)ライセンス (Named User License)です。
これはCrystal Reportsのレポート作成を行う人ごとにライセンスが必要ということを意味しています。たとえば2人のユーザーがいて、1本のCrystal Reportsをインストールした1台のPCを共用している場合でも、2指定ユーザーライセンスが必要になります。 また、Citrixターミナルサーバー経由で10人のユーザーがCrystal Reportsを利用するケースでは、10本の指定ユーザーライセンスが必要になります。
ライセンスについてはこちら→ SAP Crystal Solutions Licensing
アプリケーションのタイプと配布に必要なライセンス
運用ライセンス
このセクションでは、Crystal Reportsライタイム・エンジンを埋め込んだアプリケーション・ソフトウェアとともに、ランタイムを再配布(SAPから入手したランタイムを第三者に配布)するとき必要となるライセンス規約について述べています。
アプリケーションを次の3つのタイプに分類し、利用形態に応じた必要ライセンスを示しています。
クライアントアプリケーション
ランタイムエンジンはクライアントマシン上にインストールされます。すべてのレポート生成処理はそのマシン上で、ローカルで実行されます。
サーバーアプリケーション
ランタイムエンジンは、複数のユーザーが直接的および間接的にエンジンにアクセスできるようアプリケーションに統合されています。 Windowsターミナルサーバー機能(CitrixやMicrosoft リモートデスクトップなど)を使ってインストールしたクライアントアプリケーションは、サーバーアプリケーションとみなされます。
商用ホスティング・サービス
アプリケーションにアクセスするごとに課金される場合、サーバーアプリケーションは商用ホスティング・サービスの一部であると考えられます。クラウドやASPサービスなどがこれにあたります。
アプリケーション利用形態
アプリケーションを開発して、開発した自社内で利用する場合は「社内」とし、受託開発などで他社のエンドユーザ等にアプリケーションを提供する場合を「社外」とします。商用ホスティングとはASPサービスやクラウドサービスなどを想定しています。
APPタイプ利用形態 | クライアント | サーバー | 商用ホスティング |
---|---|---|---|
社内 | フリー | フリー | OEM契約 |
社外 | フリー | Crystal Reports 製品版*1 または OEM契約 | OEM契約 |
*1 サーバーアプリケーションをランタイムとともに配布する場合は、アプリケーションに組み込まれたコンポーネントと同等のランタイムを含む製品版のCrystal Reportsを購入することが、サーバーアプリケーションの利用条件となります。
Runtime 再配布
SAP Crystal Reports, developer version for Microsoft Visual Studioを利用してサーバーアプリケーションを作成し、社外へ配布する場合。
サーバーアプリケーションを社外へランタイムとともに配布する場合、配布先(運用側)ごとに1ライセンスのCrystal Reportライセンスが必要です。
配布先の利用ユーザー数は無関係で、配布先が3か所であれば、3ライセンス開発側が購入する必要があります(再配布権)。
SAP Crystal Solutions Licensing
PDFの4ページの記載になります